2014年9月30日火曜日

映画:『CARGO カーゴ』

〜ストーリー〜
2267年、地球の環境は人が住めないほどに荒廃し、
人々は自然豊かな星レアへの移住を目指していた。
医師であるラウラは移住費用を稼ぐために、
貨物船の勤務医の任務に就く。
コールドスリープから目覚めた彼女は、
自分以外誰もいないはずの船内に人の気配を感じる。

スイス製SF作品。
とにかくテンポが悪くて非常に退屈。
貨物船や船内の造詣はよく作り込まれているが、
それを観てもらいたかったのか、
意味もなく主人公が船内を歩き彷徨うシーンが多く、
これが本作の冗長さに拍車をかけている。
事件の意外な真相を含めプロット自体は悪くなく惜しい作品。

映画:『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』

〜ストーリー〜
3基のヘリキャリアーにより、
世界や国家の敵に先制攻撃を加えようとする『インサイト計画』に不審を感じたロジャース(=キャプテン・アメリカ)やフューリー、ブラック・ウィドゥらは、
機械の腕を持つ謎の男や同僚であるはずのS.H.I.E.L.D.から攻撃を受ける。
事件の真相を探る内に、
かつてロジャースが壊滅させたはずのヒドラの影がその背後にあることを3人は知る。

キャプテン・アメリカシリーズの第2弾にして、
アベンジャーズの続編でもある本作。
登場人物紹介とエピソードの切り貼りに終始した1作目に比べると、
それがなくなっただけですっきりとしたストーリーとなり、
ど迫力のアクションシーン満載の作品となった。
ただし、完全に楽しむには1作目の復習が必要。
原作でのキーキャラクターのひとりであるバッキーの登場や、
ヒドラの残党、ツインズなど、次作へのネタ振りも万全。

2014年8月31日日曜日

映画:『LUCY』

〜ストーリー〜
マフィアの闇取引に巻き込まれ、
麻薬の運び屋に仕立てられたルーシー。
とあるアクシデントから麻薬を摂取してしまった彼女の脳は急速に進化し、
自らの身体のみならず、他人の身体、物質、空間をもコントロールする能力を身につける。

リュック・ベッソン監督がによるSFアクション作品。
主演にスカーレット・ヨハンソン、モーガン・フリーマン。
最初から最後までほころびだらけのストーリーで、新鮮味も感じられない。
アクションも期待したほどではない。
「こんな事になったら面白いんじゃね?」というノリで作られたとしか思えない。
設定自体がアメコミ的なものなので、
いっそ本作でいう30%くらいの能力に抑えたマトリックス的なアクション映画とし、
その中で薬の効用が切れていくことによる時限性のスリルや、
失われていく人間性と身につけた能力との葛藤の描くべきだった。

2014年8月18日月曜日

映画:『アナと雪の女王』

〜ストーリー〜
アレンデール国の王女・エルサは、
氷を自由に操る能力を持っていた。
ある日、自分の能力で妹アナを命の危険にさらしてしまった事から、
エルサは自室に閉じこもり、
能力を制御できる日が来る日を待つこととなった。
両親が死んでしまい数年後、
王位の継承式でエルサは再び能力を暴走させてしまう。
国がどんどん雪と氷に閉ざされていく中、
アナは山岳地帯に姿をくらませたエルサを追う。

主題歌「Let It Go」と共に世界中で大ヒットを飛ばしたディズニーのCGアニメーション映画。
雪と氷の表現は素晴らしいし、
「Let It Go」を始めとした楽曲もキャッチーで耳触りが良いものが多い。
この辺りはさすがディズニーと思う一方、
ストーリーは甚だ凡庸で特筆すべき点はない。
雪だるまが夏に憧れるという退屈なミュージカルに5分を割くくらいなら、
やけにアッサリとした序盤の”事件”から両親の死を経ての王位継承式までを深く描くことで、
ストーリーやアナとエルサの姉妹愛しっかりとした背景を持たせるべきだった。
本作を凡庸・またはつまらないと評する声に対して、
原語である英語でストーリーを理解すべきという指摘もあるが、
例えばアラジンにしろ美女と野獣にしろ、
元の言葉の意味が分からなくても素直に楽しく満足を覚えられる作品は山ほどある。
本作のヒットには、
映像と音楽、そして、マーケティングの効果が寄与していることは、
違えようの事実であると思われる。

2014年8月10日日曜日

映画:『ファインティング・タイガー』

〜ストーリー〜
太極拳の優れた使い手であるタイガーは、
彼が修行する寺院を守るために大金が必要となる。
そこに現れた警備会社の社長ドナカは、
彼に闇の格闘大会への参加を呼びかける。

キアヌ・リーブスの初監督・主演作品。
スタントマン・俳優として活躍のタイガー・チェンと、
我らがカレン・モク姉様を主演に迎え制作された、
太極拳カンフームービー。
キアヌ・リーブスも久々にキレの良い肉体アクションを見せてくれる。
ストーリー自体は可も不可もなく、
ひとりの青年の栄光と挫折、そこからの復活を淡々と描いている。
ただ、たったこれだけのストーリーなら、
アクション満載のB級映画にしちゃった方が満足できたのではないかという気がする。
良いところも悪いところもなく感想に困る映画。

2014年7月21日月曜日

映画:『TRICK 劇場版 ラストステージ』

〜ストーリー〜
レアメタルの採掘を邪魔する呪術師の正体を暴いて欲しいとの依頼を受けた上田は、
山田を連れて赤道スンガイ共和国へ向かう。
だが、ジャングルの奥で呪術師によるものと思われる連続殺人事件が発生。
さらに、呪術師の考えを知った山田はとある決断を下さざるを得なくなる。

トリックシリーズの完結編。
「ドラマは良いけど映画はダメ」な堤幸彦監督なので、
どれだけグダグダになるんだろうと思って鑑賞したが、
とんでもない!
シリーズ独特の雰囲気やノリは残しつつ(もちろん、小ネタだらけ)、
まさに14年間を総括するような「感動できるトリック」に仕上がっている。
やればできるじゃん!
唯一頂けないがのはSPECのメタネタがちょいちょいあるところ。