2016年8月26日金曜日

漫画:『アルティメッツ』

〜ストーリー〜
増え続けるスーパーヴィランや異世界の敵との戦いに備え、
S.H.I.E.L.D.Sは超人によるチーム「アルティメッツ」を結成する。
暴走の危険を抱えるハルク、
いざこざが絶えないアントマン・ワスプら夫婦など、
様々な問題を抱えるアルティメッツであったが、
ある日、異星人チタウリによる地球侵略計画を察知する…。

2000年代初頭に制作された新たな設定によるアベンジャーズシリーズの第1弾コミック。
現代的な世界観や設定を取り入れた点がキモで、
映画のアベンジャーズは本作の設定を流用しているところが多い。
(オリジナルでは白人のニック・フューリーが黒人だったり、
X-MENからスカーレット・ウィッチやクイックシルバーが登場している点など)
ストーリーは非常に分かりやすい勧善懲悪もの。
フルカラーで描き込まれたグラフィックは大迫力で、
他の作品群に比べてもボリュームたっぷり。
映画のアベンジャーズシリーズファンならぜひ購読をオススメ。

2016年8月14日日曜日

映画:『恐怖の人体研究所』

〜ストーリー〜
アティカス研究所では、
超能力に関する研究が行われていた。
1976年のある日、
研究所にジュディスという女性がやって来る。
彼女の奇行と人智を超えた能力を持て余した所員らは政府に研究の継続を依頼、
様々な観点から彼女を研究するようになるが、
やがて彼らの身に命の危険が迫る。

政府が唯一公認したという悪魔憑き事件の真相を、
当時の資料や関係者へのインタビューを通じて明らかにしようとするフェイクドキュメンタリー映画。
邦題はB級映画丸出しの間抜けなタイトルになっているが、
中身は割とまともに仕上がっている。
最近のホラーにありがちなあえて恐怖のタイミングをズラして観客をビビらせるという方法を取らず、
ロクでもないことが起こるだろうというタイミングにきちっとロクでもないことが起きる構成に好感が持てる。
ストーリーの細かい所を突っ込み出すとキリはないのだが、
そこをカバーするくらいに、次に何が起きるのという緊張感を継続出来るストーリー。

2016年8月13日土曜日

映画:『サバイバル・オブ・ザ・デッド』

〜ストーリー〜
死者が蘇るようになり3週間後。
元州兵のサージら一行は、
ゾンビの現れない安全な島があるという情報を得る。
しかし、その島では、
ゾンビは全て再び殺すべきというオフリン派と、
ゾンビとの共存の道を探るために生かしておくべきだというマルドゥーン派に分裂しており、
サージらはその対立に否応なく巻き込まれることになる。

ジョージ・A・ロメロが2009年にメガホンを取り制作したゾンビ映画。
本作のゾンビは「生前の行動を繰り返す」という設定を持っており、
そんな知性があるなら飼いならすことができるのでは?と考える一派と、
とにかく危険を排除しようとする一派との対立がメインに描かれる。 
ただ、西部劇を参考にしたというこの対立だが、
限られた人数のおっさん同士が話し合うこともほとんどなく銃を向け合うというものでどこかショボい。
また、ゾンビの行動についてもあっさりとしか描かれておらず、
全体的に何がやりたかったのかよく分からない超薄味な映画になってしまっている。
グロいシーンもほとんどないし。

2016年8月11日木曜日

映画:『コングレス未来学会議』

〜ストーリー〜
落ち目のハリウッド女優・ロビンは、
契約している映画配給会社ミラマウントからとあるオファーを受ける。
それは、彼女の身体・感情など全てをスキャンしCGキャラクター「ロビン」を作成、
今後は「ロビン」を映画に出演させるというものだった。
初めはオファーを拒否したロビンであったが、
難病を抱える息子の症状は日に日に悪化しており、
彼の看病と治療に専念するため契約することを決意する。
20年後、科学技術はより進歩し、
ミラマウントは現実と虚構の境目を飛び越える究極のエンターテイメントを与える薬品を製造した。
その発表会に呼ばれたロビンは、
想像を絶する世界に足を踏み入れることになる。

本人役のロビン・ライト主演、
ハーヴェイ・カイテル共演のSF作品。
前半は、少し変わったSF設定を持つヒューマンドラマなのかな?と思って観ていると、
20年後の世界からはほぼアニメーションでストーリーが展開される。
これは、現実をアニメと認識させるミラマウントの薬品によるものなのだが、
ここからは非現実的な場面が連続し、
展開も二転三転していくため付いていくのが大変になる。
家族愛を深く描くでもなし、
行き過ぎた科学技術に警鐘を鳴らすでもなし、
この作品で何を伝えたかったのかもよく分からない。
サンなんたら映画祭で絶賛なんて作品は奇をてらったものばっかで毎度こんなもんかと思う。

映画:『砂上の法廷』

〜ストーリー〜
とある大物弁護士が殺害され、彼の息子が容疑者として逮捕された。
家族と付き合いのあった弁護士ラムゼイは弁護人を引き受け裁判に挑むが、
何かを隠そうとする証人や何故か黙秘を貫く息子により、弁護は難航する。

キアヌ・リーブス、レニー・セルヴィガー共演の法廷サスペンス。
何の工夫も変哲も無いふっつーの法廷サスペンス。
警察や弁護士が裏で裁判の裏で事件の真相を掴んで〜…というシーンがほとんどないため、
ラストにちょっとしたどんでん返しはあるものの、
非常に唐突な印象を受ける。
ストーリーはとにかく淡々と進み、
BGMすらほとんどないため、
疲れた時の睡眠導入剤にはうってつけかも。

2016年8月7日日曜日

映画:『オートマタ』

〜ストーリー〜
2044年、太陽嵐の増加による環境の悪化から、
世界の人口は0.3%にまで落ち込んだ。
荒廃した都市にあって、
急速に数を減らした人類の労働力に取って代わったのは、
ROC社が製造した人工知能ロボット「オートマタ」であった。
ある日、その危険性からROC社のみに認められたはずの改造を施された個体が発見され、
調査員のジャックは事件の真相を探るように会社から命じられる。

アントニオ・バンデラス主演のSFスリラー。
ロボットが自我に目覚めたら?というSF定番の設定を持つ作品。
前半の捜査パートはそれなりの緊張感を持って鑑賞できるのだが、
後半は思いついたシーンを繋ぎ合わせただけじゃないかと思うほど理解不能な展開が続き幕引きとなる。
よく似た設定でも『アイ,ロボット』の方がよほどエンターテイメント性に溢れていて楽しい。