2016年8月14日日曜日

映画:『恐怖の人体研究所』

〜ストーリー〜
アティカス研究所では、
超能力に関する研究が行われていた。
1976年のある日、
研究所にジュディスという女性がやって来る。
彼女の奇行と人智を超えた能力を持て余した所員らは政府に研究の継続を依頼、
様々な観点から彼女を研究するようになるが、
やがて彼らの身に命の危険が迫る。

政府が唯一公認したという悪魔憑き事件の真相を、
当時の資料や関係者へのインタビューを通じて明らかにしようとするフェイクドキュメンタリー映画。
邦題はB級映画丸出しの間抜けなタイトルになっているが、
中身は割とまともに仕上がっている。
最近のホラーにありがちなあえて恐怖のタイミングをズラして観客をビビらせるという方法を取らず、
ロクでもないことが起こるだろうというタイミングにきちっとロクでもないことが起きる構成に好感が持てる。
ストーリーの細かい所を突っ込み出すとキリはないのだが、
そこをカバーするくらいに、次に何が起きるのという緊張感を継続出来るストーリー。