2014年7月21日月曜日

映画:『TRICK 劇場版 ラストステージ』

〜ストーリー〜
レアメタルの採掘を邪魔する呪術師の正体を暴いて欲しいとの依頼を受けた上田は、
山田を連れて赤道スンガイ共和国へ向かう。
だが、ジャングルの奥で呪術師によるものと思われる連続殺人事件が発生。
さらに、呪術師の考えを知った山田はとある決断を下さざるを得なくなる。

トリックシリーズの完結編。
「ドラマは良いけど映画はダメ」な堤幸彦監督なので、
どれだけグダグダになるんだろうと思って鑑賞したが、
とんでもない!
シリーズ独特の雰囲気やノリは残しつつ(もちろん、小ネタだらけ)、
まさに14年間を総括するような「感動できるトリック」に仕上がっている。
やればできるじゃん!
唯一頂けないがのはSPECのメタネタがちょいちょいあるところ。

2014年7月20日日曜日

映画:『REC/レック2』

〜ストーリー〜
とあるアパートで起きた謎の集団感染事件。
事態の沈静化のために、
武装した警官隊と医師がアパートに突入する。
だが、想像を絶する事態と医師の行動に、
警官たちは不信感を募らせていく。
時を同じくして、彼らの元にたまたまアパートに迷い込んでしまった子どもたち、
そして、闇の中に消えたと思われたアンジェラが集い始めた。

スペイン産POV×ゾンビ映画の2作目。
前作の直後から物語は始まり、
今作では感染源が明らかにされる。
映画のテイストそのものは前作と変わりなく可もなく不可もなしといったところだが、
主役のひとりである医師の行動がとにかく観ていて腹立たしいうえに、
行動すればするほどストーリーに矛盾を提供していく。
オチありきでストーリーを作っていったのが丸分かり。
そのオチなのだが、2/3くらいのところで大ヒントが登場するため、
エンディングを迎えても何の驚きもない。
POVということにこだわらないのであれば、
『ドーン・オブ・ザ・デッド』や『ワールド・ウォーZ 』でみ観ている方がよっぽどスリリングである。