2014年1月20日月曜日

映画:『"アイデンティティー"』

~ストーリー~

大雨の夜、とあるモーテルに避難を余儀なくされた人々が集まった。
年齢も性別もバラバラの一行は雨が過ぎ去るまでのひと時を共に過ごすだけに集まった…はずだった。
しかし、連続殺人が発生。
死体には残された人々に死までのカウントダウンを告げるかのように数字が握らされていた。

その頃、とある連続殺人鬼が精神鑑定に掛けられていた。
彼の精神状況を巡り検察・弁護士・裁判官の審議は難航。
事態を打開するために、彼には特別な精神鑑定が施されていた。

一見関連性がないように見える二つの事件。
これらがクロスした時、驚愕の真実が明らかになる。


ジョン・キューザック、アマンダ・ピート(『隣のヒットマン』など)、レイ・リオッタ(『ハンニバル』など)ら共演のスリラー。
ストーリー終盤に訪れるある衝撃のシーンと、
ラストに訪れる大どんでん返し。
そのあまりに衝撃的かつ非現実的な展開に説得力を持たせるだけの伏線の積み重ねがあり、見応え充分。
鑑賞後には悪い意味でなく「ヤラレタ!」とニヤけてしまう。
優れたサスペンスやスリラーを探している場合にオススメする1本。

映画:『G.I.ジョー バック2リベンジ』

〜ストーリー〜
パキスタンでの核弾頭奪取作戦に成功したのも束の間、
謎の軍隊の襲撃を受けG.I.ジョーは壊滅状態に陥る。
コブラのメンバーであり、
米国大統領に成りすましているザルタンの命令によるものだった。
コブラの復活を阻止すべく、
生き残ったG.I.ジョーのメンバー達は、
隊を設立した伝説の人物の元へと赴く。

伝説の人物ジョーにブルース・ウィリスを迎え製作されたシリーズ第2弾。
何らかの事情があったのか、
キャストに大幅な変更が加えられている。
前作に比べるとスケールにしろアクションにしろ控えめにはなっているが、
少々スパイ映画の要素も入ったりして、
全体的にはコンパクトにまとまった印象を受ける。
あとは、ジョン・マクレーン的なブルース・ウィリスの活躍や、
全編ほぼ途切れる事のないアクションを純粋に楽しめればそれでいいのでは。
続編作る気満々な終わり方になっているが、
そこまで大ヒットしたとも聞かないしどうなんだろう?

2014年1月19日日曜日

映画:『ダイ・ハード ラスト・デイ』

〜ストーリー〜
長年疎遠になっていた息子ジャックが、
モスクワで裁判にかけられる事を知ったジョンは、
休暇を利用してロシアに飛ぶ。
しかし、裁判所でテロ事件に遭遇し、
それにジャックが関わっている事を知る。

ダイ・ハードシリーズ第5弾。
過去作と比べると、ストーリーが暗めでテンポも悪くアクションもイマイチ。
本シリーズの魅力のひとつにバディ・ムービーであることが挙げられると思うが、
今回のバディは息子というだけでただの劣化ジョン・マクレーン。
ひとつの映画に似たようなタイプのキャラクターはいらない。