〜ストーリー〜
近未来、地球は異星の生命体スカヴによる侵略を受けた。人類は何とかこれを退ける事に成功したが、核兵器の使用により地球は荒廃し人類が棲息できない地となってしまった。
宇宙に逃げ延びタイタンへの移住を目論む人類は、海水から核融合に必要なエネルギーを抽出するマシーンを設置。
ジャックはスカヴの残党と戦いながらマシーンを保全する任務に就いていたが、5年前の記憶を消去されていた。それでもなお残るかつての記憶、荒廃したはずの地球に残された自然、数々の不可解な現象に違和感を覚えながら・・・。
ある日、謎の飛行物体が地球に墜落。そこには彼が毎晩夢に見る女がいた。飛行士である彼女のフライトレコーダーを回収するために本部に無断で出撃したふたりは墜落現場で襲撃される。
ジャックが目覚めた時、そこにはいるはずのない侵略戦争の生存者がいた・・・。
トム・クルーズ主演のSFアクション映画。
SF映画ファンなら「この場面ってあの映画に似てるな」というシーンが満載なのだが、
全体的にはスッキリまとまっていると思う。
最近のSF映画というとリアリズムの台頭があるのか、
近未来ものだったり荒廃した未来都市を舞台にしたものが多くて、
本作のように白を基調とした未来のテクノロジーを全面に押し出したSF映画が本当に減っている気がする。
この点においてだけでもなぜだな好感が持ててしまう。
中盤から終盤にかけて幾つかのどんでん返しもあり、
普段SF映画を観ない人こそ楽しめる作品になっているのではないか。
ただ、ラストシーンが必要なのかどうかについては大いに疑問の残るところではある。
個人的には無くても良かったかなと思う。
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