2015年7月25日土曜日

映画:『プリデスティネーション』

〜ストーリー〜
未解決事件が起きた時代に飛び、
犯罪を事前に防ぐことを目的とした時空警察。
捜査官ジョンは、
1万人以上を殺害した爆弾魔「不完全な爆弾魔」を殺害すべく、
1975年のニューヨークに飛ぶ。
バーテンダーとして働く彼の前にひとりの客が現れる。
彼は、自分が元々ジェーンという名の女性であり、
男となった現在に至るまでの数奇な運命を語り始める。

『ガタカ』『トレーニング・デイ』のイーサン・ホークと、
オーストラリアの新鋭女優サラ・スヌーク主演のSF作品。
時空を超えて犯罪者を追うSFサスペンスであり、
ひとりの人間の数奇な運命の物語であるという、やや変わり種の作品。
ポスターや予告編はややB級アクションテイストに作られているが、
ドラマとして鑑賞しサスペンスがそのスパイスであるという見方をするのが正解。
終盤に向けて謎が一つずつ解決されると同時に、
それがまた伏線となってジェーンの人生の歯車を加速させていくというストーリー構成が見事。
主演ふたりの演技も素晴らしく、
派手さはないが見応えのある作品。

0 件のコメント:

コメントを投稿