2016年8月11日木曜日

映画:『コングレス未来学会議』

〜ストーリー〜
落ち目のハリウッド女優・ロビンは、
契約している映画配給会社ミラマウントからとあるオファーを受ける。
それは、彼女の身体・感情など全てをスキャンしCGキャラクター「ロビン」を作成、
今後は「ロビン」を映画に出演させるというものだった。
初めはオファーを拒否したロビンであったが、
難病を抱える息子の症状は日に日に悪化しており、
彼の看病と治療に専念するため契約することを決意する。
20年後、科学技術はより進歩し、
ミラマウントは現実と虚構の境目を飛び越える究極のエンターテイメントを与える薬品を製造した。
その発表会に呼ばれたロビンは、
想像を絶する世界に足を踏み入れることになる。

本人役のロビン・ライト主演、
ハーヴェイ・カイテル共演のSF作品。
前半は、少し変わったSF設定を持つヒューマンドラマなのかな?と思って観ていると、
20年後の世界からはほぼアニメーションでストーリーが展開される。
これは、現実をアニメと認識させるミラマウントの薬品によるものなのだが、
ここからは非現実的な場面が連続し、
展開も二転三転していくため付いていくのが大変になる。
家族愛を深く描くでもなし、
行き過ぎた科学技術に警鐘を鳴らすでもなし、
この作品で何を伝えたかったのかもよく分からない。
サンなんたら映画祭で絶賛なんて作品は奇をてらったものばっかで毎度こんなもんかと思う。

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