〜ストーリー〜
スペイン出身のカルメンはイギリスでダンサーの仕事で生計を立てていたが、
勤めるパブで知り合った資産家のバーナビーと婚約が決まった。
独身最後の夜を楽しむため「ヘン・ナイト・パーティー」に参加した彼女は、
そこで知り合った青年キットに惹かれてしまう。
複雑な三角関係が始まったその頃から、
カルメンは彼女を監視する何者かの不気味な視線に恐怖を感じる。
そして、事態は予想だにしない展開を見せ始める。
2003年公開のイギリス・スペイン合作の作品で、
日本ではミニシアターで公開された作品。
『モーターサイクルズ・ダイアリー』で若きチェ・ゲバラを演じ評価を得たガエル・ガルシア・ベルナルがキットを好演している。
ちなみに、『ダークナイト・ライジング』『インセプション』『ブラックアンドホワイト』など近年活躍目覚しいトム・ハーディーがちょい役で出演している。
この映画、90%が恋愛映画なのにラスト10%で一気にどんでん返し系サスペンスに様変わりするという、
乾くるみの『イニシエーション・ラブ』のような構成をした作品。
幅広い層にウケるはずだし事ある毎にオススメしているのだが、
そもそもDVDなどがあまり一般に流通していない事もあって、
誰も良いとも悪いとも感想をくれない個人的には寂しい思いをしている作品。
機会があればぜひご鑑賞下さい。
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