トビー・マグワイア版のような、
陰気臭いキャラが織り成すウジウジ青春劇ではなく、
「悲しいことは悲しい!」
「好きな人は好き!」
「悪いやつはやっつける!」
「スパイダーマンはみんなのヒーロー!」
という単純明快なストーリー構成は好感が持てる。
なんだかんだでヒーローものはこれくらいアッサリしてる方が良い。
何よりもヒロインがサッパリした性格でちゃんとカワイイのが良い。
トビー・マグワイア版のキルスティン・ダンストは女優としては素晴らしいけど、
こんな○○○○な女に振り回されるかよ!と、
イマイチ感情移入しにくい感じだったので…。
あえて苦言を呈するとすれば、
主人公が最後に下したある決断が軽過ぎやしないか?というところ。
でも、今作の雰囲気からするとこの決断でないといけない気もするし、
ここは個人の嗜好の問題か。
個人的に嬉しかったのは、
それほど有名ではないキャストが多い中で、
往年の名優マーティン・シーンが、
主人公の人生に深く影響を与える重要な役所である育てのおじ役として存在感を光らせていたところ。
やっぱり映画って脚本+俳優なんだと改めて思った。
お気軽デートなんかにはもってこいの作品。
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