日本で起きた忍者集団ハンドの蜂起。
その首謀者であったエレクトラは、
実はスクラル星人が変身した姿であった。
これをきっかけに、ヒーローの中に変身したスクラル星人がいることが発覚。
さらに、時を同じくしてスクラル星人の侵攻が始まった。
誰が本当の味方で誰が敵なのか、
疑心暗鬼の中、ヒーロー達はスクラル星人との戦いに挑む。
ヒーロー同士の戦いを描いた『シビル・ウォー』と、
その直後のキャプテン・アメリカ新シリーズに続く、
一大クロスオーバー作品。
地球侵略を狙うスクラル星人がヒーローとして人々の間に紛れ込み、
ヒーローに関わるあらゆる事件の裏で手を引いていたことが発覚するという衝撃の作品。
さらに、本作のラストは新シリーズ『ダークレイン』(これまでのヒーローに代わり本作で活躍したグリーンゴブリンことノーマン・オズボーンらが国家や地球の防衛を任されるようになる作品群)へと繋がっていく。
本作に至るまでのストーリーは原作を読むしかないので、
英語が得意でない限り事件の背景を理解するには解説に頼らざるを得ないところが難点だが、
そこは飲み込んでマーベルヒーロー達の活躍と細かく描き込まれた美しいグラフィックを楽しめればそれで良し。
0 件のコメント:
コメントを投稿