〜ストーリー〜
目覚めた男の周りには死体の山があった。
記憶喪失に陥っていた彼が森の中をさまよっていると、
同じく記憶をなくした者同士が集まる家があった。
彼らはなぜそこに集められたのか?
信用できる人物は誰なのか疑心暗鬼になりながらも、
記憶を取り戻すために家の外に足を踏み出した彼らが見たのは、
森のあちこちに設置された人間の遺体と、
雄叫びを上げながら彼らに襲いかかる狂人たちの姿だった。
『第9地区』『マレフィセント』のシャールト・コプリー主演のホラー作品。
ゾンビ映画の覇権を奪いつつある"感染者もの映画"なのだが、
そこに登場人物全員が記憶喪失という設定が入り、
記憶を取り戻すために主人公たちが謎に満ちた森を奔走するというサスペンス的な要素もある。
約1時間40分の上映時間の内ラスト10分になるまで、
断片的な情報と時折感染者が現れるだけで何の盛り上がりもなく、
あとは登場人物たちがいがみ合うだけの時間が続く。
誰一人まともな人間がいないので何の感情移入もできず非常に退屈。
そして、終了10分前に至る頃、主人公らは突然記憶を取り戻し、
たった数行のセリフだけで事件の真相をすべて語って映画は完結する。
最初と感染者が出るシーンと最後だけ観れば十分の駄作。
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