人工知能分野の第一人者であるウィルとエヴリンは、
独自に構築した人工知能PINNで機械が人間の知能を超える特異点を目指し、
日々研究に勤しんでいた。
ある日、ウィルはハイテクノロジーからの脱却を主張するテロ組織「RIFT」の銃弾に倒れる。
エヴリンはPINNにウィルの脳内データをコピーし、
ウィルを人工知能として復活させる事に成功する。
インターネットに接続されたウィルは、
ありとあらゆるシステムにアクセス、
さらにナノマシンにより人間や物質の構成をも可能とするまでに力を増大した。
これを危険視したFBIやかつての研究仲間たちは、
RIFTを利用しウィルの消去を試みるが…。
ジョニー・デップ主演のSF作品。
製作にダークナイトシリーズのクリストファー・ノーランが名を連ねる。
行き過ぎたテクノロジーへの警鐘がテーマだとは思うのだが、
AIとなったウィルを取り巻く人間模様を見せたかったのか、
AIと人との間に愛が成り立つのかを見せたかったのか、
はたまたSFアクションにしたかったのかなどなど、
見せ方にまとまりを欠いた何を伝えたいのか分からない作品という印象を受けた。
せっかくモーガン・フリーマンも出演しているのに、
中途半端な扱いで役柄に必要性を感じさせない。
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