ロシアに生まれ、
アメリカの親戚の元で掃除婦として退屈な日々を送るジュピター。
ある日、とある病院で謎のエイリアンに襲撃されたところを、
ケインと名乗る男に助けられる。
ジュピターは宇宙を支配するアブラサクス家の母の生まれ変わりであり、
彼女の存在により3人の子どもの王位継承争いが勃発しているという。
ジュピターは地球、宇宙の秘密に関わる戦いに巻き込まれていく…。
『マトリックス』のウォシャウスキー姉弟監督、
主演に『ブラック・スワン』で主人公のライバルを演じたミラ・クニスと、
『G.I.ジョー』シリーズのチャニング・テイタムを迎え製作されたスペースオペラ。
様々な要素を散りばめるだけ散りばめて、
それらを全く活かしきれていない。
ヒロインが宇宙を支配する名家の人物の生まれ変わりであるというそもそもの設定すら必要かと思うほど。
アクションにそれほどの尺を割いている訳でもなく、
かと言ってドラマパートも陳腐だし、
完全に吊り橋効果だけで恋に陥る主人公たちの微妙な恋愛関係も退屈。
特殊効果についても特筆すべき点はなく、
むしろいくらSFアクションだからって音響が軽過ぎるだろうと思う。
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