故郷を離れ幸せな生活を送るジェイミーとリサ。
ある日、二人の元に差出人不明の操り人形が送られてくる。
その夜、夕食の買い出しから戻ってきたジェイミーが目にしたのは、
舌を抜かれ殺害されたリサの無残な姿だった。
故郷に伝わる腹話術師の伝承に犯人を探るヒントがあると考えたジェイミーは生まれ故郷へ車を走らせるが、
彼の周囲で次々と怪奇現象が起こり始める。
『ソウ』のジェームズ・ワンとリー・ワネルが2007年に製作したホラー映画。
とある女腹話術師と彼女が残した操り人形を巡る呪いの連鎖を断ち切るべく奔走する男のストーリー。
全体的に静かでダークなトーンでストーリーが進む中、
表情のない操り人形それだけでなかなかの雰囲気を醸し出しているが、
それが100体も並んでいるシーンはかなりのインパクトがある。
こけ脅しがない訳ではないが、
来るぞー!と分かるタイミングできちんと驚かせにくるので、
それほど心臓に悪い作品でもない。
真相が明かされるシーンでは、
ジェームズ・ワン、リー・ワネルお得意の高速伏線プレイバック→どんでん返しも堪能できる。
特別に面白いかと言われるとそうとは言い切れないが、
欠点らしい欠点もない”ど真ん中”なホラー作品。
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