2015年8月14日金曜日

映画:『ピラミッドの呪い』

〜ストーリー〜
2013年、エジプト。
カイロで反政府デモの嵐が吹き荒れる中、
アメリカの考古学チームが地中に埋もれた三角錐のピラミッドを発見する。
そのドキュメント映像を撮影にやって来たテレビクルーと考古学チームは、
ピラミッドの内部へ進入するがそこで謎の生物の襲撃に遭う…。

原題は『The Pyramid』、邦題は『ピラミッドの呪い』というストレートなピラミッドもの映画。
最近流行りのPOVが8割、第三者視点が2割という中途半端な構成。
これだけでなく、設定・ストーリー、CGに至るまで何もかもが中途半端な作品。
おまけに、ひたすら画面が暗いのでほとんど何が起きているのか分かりにくく、
POVである事がそれに拍車をかける。
唯一良い点を挙げるとすれば、
ピラミッド映画では定石のミイラやスカラベを使用せずに観客へ恐怖を与えようという挑戦的な姿勢だが、
代わりに大層なものが出てくる訳ではない。
ちなみに、呪いらしい呪いも出てきません。
この作品にお金を支払うくらいなら、
ハムナプトラでも買うか借りるかした方が良い。

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