〜ストーリー〜
かつて宣教師をしていたキャサリンは布教先で夫と娘を失った。
それ以来、神の存在を否定し、いわゆる奇跡と呼ばれる現象を科学的に解明する事をライフワークとしていた。
ある町でひとりの少女が兄を殺して以来、出エジプト記の10の災いに似た現象が起きている事を知ったキャサリンは調査に向かう。
しかし、町で起こる現象の数々は、いくら科学的調査を重ねても解明できないものばかりであった。
やがて町は事件の鍵を握る少女を中心として不穏な空気に包まれ始める…。
ヒラリー・スワンク主演のホラー映画。
この映画、確か公開当初は「イナゴ少女現る!」とかいう、
それだけで何パーセントの観客を失ったのだろうと思うほどひどいキャッチフレーズで宣伝されていた。
しかし、実際はキリスト教や悪魔崇拝をベースに、サスペンス要素も多分に含んだ立派なホラー映画。
例えば、リチャード・ギアの『プロフェシー』やミラ・ジョボヴイッチの『フォース・カインド』みたいに、
このテの超常現象を扱うホラーはオチが消化不良になりがちなのだが、
本作はストーリー上の伏線がしっかりしているため最後までしっかり鑑賞できる。
最後の最後のひとつの仕掛けにも思わずニヤリ。
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