~ストーリー~
「優しく殺す」がモットーの殺し屋ジャッキー・コーガン。
ある日、賭博場強盗の実行犯と黒幕を捕らえるよう依頼された彼は、
独断で実行犯らの殺害を目論む。
ブラッド・ピット主演のクライムムービー。
久々に予告詐欺にあった気分。
予告だとひとりの殺し屋が単身ギャングとの戦いに挑むスタイリッシュなクライムアクションといった感じだが、
テイストが悪い方向に出た時のタランティーノの映画を観ているかのようなダラダラしたクライムムービーのさらに質の悪いのを見せつけられたというのが率直な感想。
CGを利用したややスローモーション気味なアクションシーンも予告で流れたもので全て。むしろこの映画のテイストに必要だったのかさえ疑問である。
そして、最後はギャラを渋る依頼者にトーマス・ジェファーソンの経済政策がいかにダメなものかについて演説を垂れて終わり。
一体何がしたい映画だったのか。
せっかくジェームズ・ガンドルフィーニやレイ・リオッタなど渋いキャストも揃っているのだから、
同じプロットで何十倍も良い映画が作れたはず。
(自分は何が良いのかさっぱり分からない)『パルプ・フィクション』や『SNATCH』辺りを楽しめた人なら鑑賞に耐えられるレベルかと思う。
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