〜ストーリー〜
余命が貨幣の代わりとなった近未来。
貧困層の青年ウィルはある事件をきっかけに100年以上の余命を与えられ富裕層の住むエリアに侵入する。
そこで社会の仕組みを知ったウィルは、
警察とギャングに追われながら貧困層を解放する戦いに身を投じる。
ジャスティン・ティンバーレイク主演のSF映画。
おそらく貧困層と富裕層に二分された現在のアメリカ社会や、
それを生み出した資本主義経済への批判がテーマ。
しかし、主人公がやっている事は強盗と銀行のお金を貧困層にたまにバラまく事だけで、
経済の仕組みを根本的に作り変えるというものではない。
この映画、こういった感じの浅さが結構色々な所で目につく。
例えば、主人公の父親のエピソードを掘り下げれば警察との駆け引きがよりスリリングになったろうし、
富裕層であるが故の悩みをもっときちんと描く事で、
主人公の行動により説得力を持たせることができたと思う。
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